長時間労働が問題の本質か?

2017.07.17

長時間労働が問題の本質ではない

電通での悲惨な事件を契機に、「働き方改革」が叫ばれています。

ここまでの議論を色々聞いていると、各マスメディアは、「長時間労働」が過労死や自殺、あるいは鬱病を含む健康被害などの主たる原因と見ているようです。それゆえ、残業削減、生産性、効率性などといった(労働の)「量」を起点とした議論が中心です。

ですが、長時間労働(量)が問題の本質なんでしょうか?

 

「質」の視点から

労働時間が極端に多い場合、例えば、一睡もできないくらい働かされるとか、のようなケースは論外だと思います。法定労働時間を守ることも勿論大事なことでしょう。ただ、これまでのところ、「質」の議論が不十分な印象を受けます。

著書『評価の基準』(日本能率協会マネジメントセンター刊)では、企業組織において、正しく評価される人になるには、心理的報酬(承認、一体感、貢献、成長)を自ら作り出せているかが鍵である、とお伝えしました。

「承認」:組織で働く一員として、周囲から認められているという実感(周囲から必要だと思われる)。

「一体感」:同じ会社で働く者として皆が繋がっているという感覚(安心安全を感じられる)。

「貢献」:人や組織あるいは社会に役立っているという実感(周囲から感謝される)。

「成長」:自信のレベルが上がっていくという感覚(周囲から感謝される度合いが高まる)。

 

これら4つの要素が満たされている時、人は充実した幸せなワークライフを送ることができます。これらは心理的報酬と言いますが、心理的報酬が満たされていないと、いくら給料が良くても、高い役職であったとしても、人は幸せを感じることはできません。

よくよく考えてみて頂きたいのですが、会社から全く認めてもらえず(承認されない)、会社の皆との繋がりも全く感じられず(一体感)、会社やお客様のお役に全く立てておらず(貢献できない)、自信も全く感じられない(成長)、こんな状態だったとしたら、どう感じるでしょうか?恐らく、その会社で働き続ける意味が無くなってしまうでしょう。

 

「働き方改革」の本質は、生産性や効率性の追求ではなく、働く人が幸せに働けるかどうか、のはずです。

こうした本質的な議論があまりされていないと感じるのは私だけでしょうか?

 

エピソード

私は、以前(といっても今から20年以上も前の話ですが)、某都市銀行で働いていました。銀行員時代ですが、実は残業も殆ど無く、夕方7時に頃には寮に帰宅できていて、休日もちゃんと丸2日休めていました。ですが、私はストレスで倒れ救急車で病院に運ばれてしまいました。胃薬の世話になり、頭髪の脱毛も激しかったです。その時は、心理的報酬がほぼゼロでした。

打って変わって、JICA(国際協力機構)でバリバリ働いていたとき、毎日午前様の状態で働いていた時が、2~3年ぐらい続いた時期もありましたが、ストレスはほぼゼロ。その時は、心理的報酬が沢山得られていたので健康被害もなく、充実したワークライフを送れていました。

そして、今、プロコーチとして独立して、もうすぐ1年経とうとしていますが、実は土日も殆ど休まずに働いています。勿論適度に休んだりはしていますが、午前様の時も多々あります。ですが、心理的報酬が最高レベルなので、もはや仕事と遊び(趣味)との区別すらついていない状態なのです。形式的な休み(週末の土日、祝日)の時間は、サラリーマン時代よりも圧倒的に少ないですですが(笑)、今までで最も充実した人生を過ごしています。

 

皆さんには多少でも似たような経験はありませんか?

つまり、労働時間に関係なく、幸せを感じる時と感じられない時があるという体験です。

 

まとめ

人間は、働こうが遊ぼうが、1日24時間という時間が平等に与えられています。給料は「我慢料」だと表現する人もいます。「労働は苦しく大変なものだ」という捉え方がされると、労働時間は短ければ短いほどよい、という議論になりがちです。また、できるだけ労働時間を短縮して、休みや余暇の時間を増やす方がよい、という二元論的な発想になりがちです。

労働時間を削ろうが増やそうが、働くことに幸せを感じられなければ、意味がありません。労働時間(量)の議論については継続しつつ、「質」を問う議論をもっと深化させる必要があります。

一つの切り口として提言したいのが、心理的報酬といった働く人の幸せに直接的な影響を与えるコミュニケーションや心理的側面に関する議論です。この議論無しに、「働き方改革」を進めても具体的な効果は期待できないでしょう。今後のさらなる議論の深化を期待しています。

 

 

-『評価の基準』の概要-

ビジネスパーソン1000人を対象に行った調査によると(日経ビジネスアソシエ:2016年)、職場の人間関係の悩みのトップは「正当に評価されていない」というもの。頑張っているのに、自分が思うような評価をもらっていないと悩んでいるビジネスパーソンに、都市銀行、JICA(国際協力機構)、外交官(外務省OECD日本政府代表部一等書記官)と、さまざまな優秀な人材があつまる組織に身を置いてきた著者が、組織心理学の知見をベースに「正しく」評価される人に共通する、日々の小さな習慣、ふるまいを紹介します。

ここで定義する評価とは、人事評価(金銭的報酬や地位的報酬)ではなく、周囲から自分の存在が認められ、組織に貢献しながら共に成長していけるという心理的報酬のこと。この本は、「自分は正当に評価されていない」という悩みに応える処方箋を対人関係を軸にまとめたこれまでにない画期的な内容となっています。

 

(丸善日本橋書店で週間ランキング第3位!)   (日本経済新聞朝刊1面6月9日掲載)

 

     

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読者のご感想

【読者の声①:もっと、きちんと私を評価して欲しい、と感じている全ての人にオススメです】
上司、部下、周りの人(同僚)、そして、「自分」から高い評価を得るための方法が具体的に述べられています。
「成功体験より失敗体験を語ろう」などすぐに取り組める例が満載です。
正しく評価される人と、そうではない人の間には、僅かな差しかなく、その仔細な部分に気付かせてくれる良書だと思います。
会社組織を例にして述べられていますが本書で述べられていることは、本質的に全ての人間関係に通じるものだと感じます。
印象的な言葉があります。
「他者と自分を比較するのではなく、自分を成長するための基準を持つ」こと、
そして「主体的に仕事をし、主体的に人生を歩んでいただきたい」
という著者からメッセージです。
私のような、自分が受ける評価がいつも気になるヒトには、得ることが多い本です。
手元に置いて、書かれているやり方をひとつひとつ試してみようと思います。

 

・・・・・・・・・・・・
【読者の声②:微妙な意識の差が大きな違いを生む】
コミュニケーションの中でこの本に書いてある微妙な差を知っているのと知らないのとでは、全く違う人生な気がします。
その「微妙な差の例の宝箱」のような本でした。
私の勝手な解釈ですが、この本に書いてあったのは「微妙な差」の積み重ねからでる驚くほどの成果です。
知る人と知らない人の差が相当でるだろうと感じます。
この微妙な意識の差は読んでみてかなり大事なことだと感じ書かせていただきました。
例えば
・普段単純に発している「ありがとう」がどうしたらもっと「伝わる」のか?
・人を「褒める」時に何を意識していることでよりつながりをうむのか
・情報を伝える時に何を意識していることでより相手に役立つのか
微妙なことなんですが、
意識しているだけで、全く違った人間関係や人生になる気がしました。

そんな話がたくさん載っていて気づきもかなり多く、しかもわかりやすいです。
何度も読み返したくなるような本です。
おすすめです。

 

・・・・・・・・・・
【読者の声③:働く喜びを自ら作れると教えてくれる本】
現状を変えたくて、いくつか本は読んでみたけれど、結局あまり変わってない…と落ち込むことが多かった私が、初めてすぐにやってみたくなった本です。
読み終わった後にホッとして、「よしこれやってみよう!」とすぐに行動できる工夫や小さな習慣がたくさん載っています。
どれも周りの人を理解して大切にして良い関係を築けるものばかりです。
読み終わった後の安心感は、たぶん著者の深く温かい人柄が文章の根底に感じられ、癒されるのだと思います。
いい関係を作ろうと頑張ってみたけどダメだった…
そんな人間関係の悩みも多い私ですが、この本を読んだ後には、
「あ、ちょっと頑張る方向が違っていただけなんだ!」
と次はいい関係を作れていそうな自分が想像できました。
昨日まではやってみようと思ってもみなかったことをやっている自分に
→今日の自分は良かったね!と自分でいい評価を出せる日ができて
→と同時に周囲からもいい反応をもらえて嬉しい気持ちになることもあり
→いい気分だったのでまたやってみたくなり
→仕事がちょっとずつ楽しくなってきている!
…と小さな変化を感じていて
働く喜びを自分で作れるのかも?と期待しています。
もし、私のように自信がない人や
一方的に与えられる評価に不満を感じている人がいたら、読んでみてほしいです。
その他にも
・もっと価値のある仕事をしたいと現状に不満を感じている人、
・やりたくないけどやらなければいけない仕事がいっぱいで苦しんでいる人、
・仕事に人とのつながりやしっかりと認められてる実感を肌で感じたい人、
・自分は役に立っていると心から思えて働くことに生きがいを感じイキイキしたい人、
・仕事を通して周りと良い関係を築きながらも自分を成長させていきたい人、
にも役立つ内容がたくさんです。
笑顔になれて、上を向いて1歩踏み出せる人が増える本だと
心から思うのでおすすめしたくレビューを書きました。
私はこの本に巡り逢えてよかったです。

 

ー目次ー

はじめに

序章
●あなたは“正しく”評価されたいですか?
●評価される人に必要な「第3の報酬」
●私の経験?社会人デビューでいきなりの挫折
●イギリス有名大学の修士学をもってしても、認められない!?
●私を変えた、部下の小さなひと言 
●正当に評価されるための3つのポイント
●正しく評価される人と評価されない人の、ちょっとした差

第1章「あいつに任せよう」を引き出すための小さな習慣
1 「認めてほしい」という前に上司を認める
2 タイムリーなムダ話で人を巻き込む
3 話をまとめるときは隣に座る
4 報告のタイミングを間違えない
5 最後の一筆だけは相手に入れてもらう
6 要望に応える前に、要望の本質を見抜く
7 相手の意見には合わせず「受け止める」
8 苦手な上司からは昔話を聞く

第2章 「この人について行きたい」と人をひきつけるための小さな習慣
1 「決めつけ言葉」で話しかけるのはやめる
2 相手が落ち込んでいるときは、ただ「待ってあげる」
3 部下を理屈で説得するより、体験で共感させる
4 職場を抜けて2人だけの空間と時間をつくる
5 成功体験よりも失敗体験を上手く使う
6 「ありがとう」の代わりの言葉を見つける
7 出る杭には「いいね!」を連発する
8 目立たない人は人前でほめない

第3章 「あの人やるね!」と周りの見る目が変わるための小さな習慣
1 知りたい情報はあえて聞かない
2 反対意見は「相手を否定しないで」伝える
3 会議では「違和感」に対して敏感になる
4 会議では「賛成」「反対」「それ以外」の3つを考える
5 非言語で対話する
6 「調整役」を買って出ることで、信頼をつかむ
7 相手が本当にほしい情報は流さず「溜める」
8 3つの目線で物事を解決する
9 お互いに忙しいときほど足を運んでワンメッセージを大事にする

第4章「自分にYes!」を出すための小さな習慣
1 人から与えられた課題を「自分ごと化」する
2 与えられた環境に流される
3 困難は熱いうちに「叩く」
4 小さな成功体験を自分でほめてみる
5 恩は返さず、「引き継ぐ」 
6 自分の「得意」より相手のニーズを優先する
7 残業を仕事にしない 
8 社外人の表情から学ぶ
9 自分との約束を優先する
10 今日の自分より優れる

おわりに

 

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『コーチ養成講座第10期生』の募集について(お知らせ)

2017.07.03

(社)コーチングカレッジの『コーチ養成講座第10期』が7月から開講!

 あの世界NO1.成功実現コーチと呼ばれたマイケル・ボルダックをプロモートし、『自問力』、『目標達成する技術』、『人を動かす技術』など累計30万部のベストセラーの訳者としても著名な堀江信宏氏が率いる一般社団法人コーチングカレッジの『コーチ養成講座第10期』が7月から開催されます。
 
 当社Link of Generationは、(社)コーチングカレッジと業務提携し、代表の國武大紀が、(社)コーチングカレッジの認定プロフェッショナル講師として『コーチ養成講座第10期』から一部登壇することになりました。これまでの私のキャリアを最大限活かして、参加者の皆様が期待以上の大きな成果が得られるよう全力でサポートさせて頂く所存です。
 
 
【コーチングカレッジ代表の堀江信宏氏の著作】
 
          
 

コーチ養成講座第10期の体験説明会

 コーチ養成講座第10期に関する体験説明会を開催致します。ご関心のある方は是非ご参加ください。この説明会にご参加いただくだけでも大きな学びが得られます。

 

日程】  7月06日(木)19:00〜21:30
       7月13日(木)19:00〜21:30
        7月18日(火)19:00〜21:30

参加費】 1,000円(税込)
      *前日までに欠席のご連絡をいただいた場合、
        参加日程を1回変更していただくことができます。

場所】  東京・銀座

詳細】  こちらのURLにアクセスください→ http://coaching-college.or.jp/briefing/
 
 
【体験説明会の内容】

以下の内容を予定しています。その他、当日はなんでもお気軽に、ご要望やご相談をお聞かせください。あなたの疑問解消や願望実現のための情報を、時間の許す限りお伝えさせていただきます。

① コーチ養成講座で学べる内容
② コーチングを学んで得られること/得られないこと
③ コーチ養成講座で得られる成果(これまでの受講生の実績)
④ 即効性のある2つのコーチングスキル
 ・自分の夢や願望を明確にするスキル
 ・ずっとできなかった行動を開始するスキル
⑤ コーチ養成講座の概要説明
⑥ 質疑応答

* 本体験説明会の中で、売り込みなどはありませんのでご安心ください。元々、このコーチ養成講座は広告等はまったくせずに、8割以上の方がご紹介(クチコミ)で参加されていたものです。

 

【体験説明会で得られること】

・コーチ養成講座がご自分に合うかどうかを、判断するための情報を得られます。
・コーチ養成講座が本当に願望や成果を実現できるのかを、ご判断いただけます。
・講師に直接質問することで、受講に際しての悩みを解消することができます。
・現在抱えている悩みや問題を、質疑応答のパートで講師に相談することができます。
・仕事やプライベートの願望実現に、即効性のあるコーチングスキルを2つ学べます。

            

独立後、わずか2か月で商業出版を実現!

 私は、コーチングカレッジが提供している「コーチ養成講座」の卒業生でもありますが、コーチ養成講座を受講したおかげで、独立後わずか2か月で、大手出版社から商業出版を実現することができました(6月には日本経済新聞朝刊1面でされ、また丸善日本橋書店では、ビジネス書週間ランキング第3位に)。また、目標年収を約半年で実現し、家族との関係も劇的に改善しました。そして、何よりも大きい成果は、最高の仲間と出会えることです。コーチ養成講座には、本当に素晴らしい仲間が集まります。
 
【國武大紀の著作】      
         
 

コーチ養成講座第10期は7月から開講!

 このようなアウトスタンディングな成果をもたらすコーチ養成講座(10期)が、いよいよ来月7月から開始されます。
私の成功は、この講座なしには決してなし得なかったことでしょう。掛け値無しに凄くお勧めですので、ご関心のあるかたは、是非以下のHPをご確認ください!

 

【日程等】

日程】 7/30(日)、8/20(日)、9/3(日)、9/16(土)、10/7(土)、10/22(日)(全6回)

時間】  10:30〜17:30

場所】  東京・銀座(予定)

申込等の詳細】  こちらのURLにアクセスください→http://www.coaching-college.or.jp/cc/

 
 

コーチ養成講座の学習の流れ

コーチ養成講座の6日間の主な流れは以下の通りです。

DAY1 コーチングの基本、自分の価値観を知る技術

コーチングとは何か
コーチングでできること
コーチ養成講座の全体像
願望実現の4ステップ
コーチングの5つの基本スキル
超強力な傾聴技術
ラポール
価値観とは何か
価値観を深めるエクササイズ

DAY2 ビジョンを描く技術、目標設定の技術、人間の基本メカニズムを学ぶ

ビジョンとは何か
ビジョンを描く3つの条件
価値観と一致したビジョンを描くには
ビジョンを描くためのコーチングツール
ビジョンをどんどん引き寄せる心理技法
ビジョンと目標の関係性
ビジョンと目標のそれぞれの強みと弱み
目標達成型と展開型
明確な目標を設定する技術
絶対的理由を持つ
感情のレバレッジ
痛みと快楽の原則
6つの感情的ニーズ
行動心理学
感情がつくられるプロセス
感情をつくる/変える/消す/大きくする/小さくする技術

DAY3 質問力、ビリーフシステム

コーチングにおける質問の役割
コミュニケーションにおける最も多い障害
効果的な質問をする技術
やってはいけない質問の仕方
効果的な質問のための2つの絶対的要素
プライマリークエスチョン(優先的質問)
発展を生むプライマリークエスチョン
プライマリークエスチョンを定着させる技術
物の見方は簡単に変えられる
フレーミング
リフレーミングの達人になろう
ビリーフとは何か
リミティングビリーフ(自分を制限する考え)
エンパワリングビリーフ(自分に力を与える考え)
ビリーフを支えている根拠
無意識のリミティングビリーフを明らかにする技術
リミティングビリーフを壊す技術
エンパワリングビリーフをつくる技術
エンパワリングビリーフを学ぶ
エンパワリングビリーフを定着させる技術
アイデンティティ
代替願望(ニセの願望)とは
代替願望を見分ける技術
本当の価値観を明らかにする技術

DAY4 成功戦略

成功戦略
戦略は質の高い行動を生む
成功戦略は学ぶことができる
成功戦略の鍵
ロールモデルとは
自分にあったロールモデルと出会うステップ
ロールモデルを探す技術
ロールモデルとの関係を深める技術
ロールモデルが本物かを見極める技術
ロールモデルが見つからない理由と改善法
成功曲線
原因と結果の法則
逆算思考
シンタックス
外的戦略と内的戦略はセットで学ばねばならない
成功者のフレームワークをモデリングする
戦略のミッシングリンク

DAY5 計画

計画とは
計画通りに進まない時は
4種類の計画
計画も逆算思考
計画の鍵は感情
成功する計画
全体計画の作り方
月間計画の作り方
週間計画の作り方
一日計画の作り方
コーチを持つことの意味

DAY6 大量行動と改善、行動の習慣化

全ては行動によって創られる
成功の方程式
改善のための質問
行動プロセスの3段階
行動をすぐに始める技術
望まない行動を断ち切る技術
行動を習慣化するとは
習慣は人生を変える
痛みと快楽の神経回路を構築する
習慣ビルダー
SECRET
SECRET
SECRET
SECRET
SECRET
SECRET
SECRET

 

申込み等の詳細  こちらのURLにアクセスください→http://www.coaching-college.or.jp/cc/

  

正しく評価される人になる「評価の基準セミナー&ワークショップ」のご案内(7月9日)

2017.06.23

正しく評価される人になるための実践的な内容を公開!

 丸善日本橋店でビジネス書週間ランキング3位となり、日経新聞の朝刊1面にも掲載された話題の著書『評価の基準』(日本能率協会マネジメントセンター刊)でお伝えしている「正しく評価される人」になるための『評価の基準セミナー&ワークショップ』を、出版後初めて開催致します!

  

正しく評価されるかどうかでキャリアや人生は180度変わる。

さて、6月も後半に突入していますが、会社にお勤めであれば、この時期、気になるのは人事評価。

夏のボーナスの査定や今後の昇進にも影響する話です。

また、会社にお勤めでなくても、普段周囲の人からの評価は常に気になるもの。

なぜなら、人間は古来から集団生活によって生き延びてきたので、集団(組織)から認められないと強い不安や恐怖を感じるため、集団から認められず、孤立させられることは、時として生死に関わる重大事となるからです。

例えば、会社組織で評価されない人になると、仕事が楽しくなくなるだけでなく、場合によっては、降格や減給、さらには左遷やリストラの対象となることもあり得ます。

それとは逆に、組織の中で評価される(認められる)ようになれば、人事評価にも当然プラスの影響がでて、希望の部署に異動できたり、昇進や昇給できたり、何より、その組織に所属しているだけで「安心感」や「幸福感」が満たされますから、働くことそのものが楽しくなります。

そうなんです。

組織の中で評価されるかされないかは、人生やキャリアにとてつもなく大きな影響を与えます。

組織の中で、正しく評価されるにはどうしたら良いのか?

では、組織の中で正しく自分が評価されるにはどうしたらいいのでしょうか?

実は、多くの方が勘違いしていることがあります。

評価されるためには、営業成績を単に上げるとか、立派な企画書や報告書を作成するとか、高度な資格や能力を身につけるとか、そういった目に付きやすいことをやればいい、わけではありません。

場合によっては、これらの努力が逆に評価を下げてしまうことすらあります。私が、以前勤めていたJICAや外務省では、世間的に見れば超の名の付くエリートがいましたが、必ずしも評価されていない人がいて、その人達に欠けていたものがありました。

それは、組織心理に対する理解の欠如です。

評価を下げてしまうのは、組織心理を理解していないことが原因です。

組織の中で評価されるには、組織心理を十分に理解する必要があります。この組織心理について理解が足りていないと、どんなに世間的な指標(例えば、学歴、資格、能力等)で優れていても、全く評価されないことが殆どです。

残念なニュースですが、

実は組織心理を理解していないが故に、高い能力や技術や学歴などを有していても、組織の中で殆ど評価されず、非常に損をしている人が多数いるということです。

逆に嬉しいニュースですが、

組織心理を理解して実践することは、高度な能力や才能を必要とするものではないということです。ポイントさえ押さえれば、どんな方でも簡単に実践することができます。

組織の中で自分が正しく評価されるかされないかを決定づけるウィニング・エッジ(僅差の勝敗要因)は、「組織心理」を理解することなのです。

今回、このウィニング・エッジを理解して、正しく評価される人になるための 「評価の基準セミナー&ワークショップ」を書籍出版後、初めて開催することに致しました。

本セミナー&ワークショップでは、会社組織だけにとどまらず、周囲の人々から評価され、応援される人になるための、組織心理学やコーチング技術を活用したとても実践的なコミュニケーション手法を学べる内容となっています。

ロールプレイを取り入れて実際の現場で使えるように参加型スキル修得法も取り入れますので、ご参加頂ければ、ビフォーアフターに違いを感じて頂くことができるでしょう。

職場や周囲から正しく評価されるかどうかで、キャリアや人生は180度変わってきます。

終了後には、「懇親会」も予定しております。

是非、「評価の基準セミナー&ワークショップ」に参加して、正しく評価される人になっていってください!

 

開催概要(申込み締切りは7月8日まで)

 参加申込みは以下をクリックしてご登録をお願い致します。

 ↓ ↓ ↓ (以下をクリック)

 『評価の基準セミナー&ワークショップ参加申込み
 

 【日 時】7月9日(日)15:00-18:00
    (受付は、開始時間の10分前です)
     終了後に懇親会を予定しております(実費)。

 【場 所】 勝どき6丁目 駅から徒歩5分 (詳細はURLからの申込後のメールにてご案内します)

 【講 師】株式会社Link of Generation代表取締役國武大紀

 【参加費】3,800円(初回限定価格)

 【持参品】ノートと筆記用具

 【サイン会】書籍『評価の基準』をご持参頂いた方にサインさせて頂きます。
 
 皆様と会場でお会いできますこと、とても楽しみしております!

 是非、お知り合いの方もお誘いあわせの上、ご参加くださいませ。

 

 

丸善日本橋店でビジネス書の週間ランキング第3位に!!

2017.06.15

丸善日本橋店でビジネス書の週間ランキング第3位に!!

都内でも有数の大書店である丸善日本橋店において、著書『評価の基準』が、ビジネス書の週間ランキングで第3位になりました!

 

 

『評価の基準』が発売されて以降、多くの読者の方々から、喜びと感謝の声をたくさん頂いております。

 

その一部をご紹介させていただくと、

もっと、きちんと私を評価して欲しい、と感じている全ての人にオススメです

上司、部下、周りの人(同僚)、そして、「自分」から高い評価を得るための方法が、具体的に述べられています。「成功体験より失敗体験を語ろう」など、すぐに取り組める例が満載です。正しく評価されるヒトと、そうではないヒトの間には、僅かな差しかなく、その仔細な部分に気付かせてくれる良書だと思います。
 
会社組織を例にして述べられていますが、本書で述べられていることは、本質的に全ての人間関係に通じるものだと感じます。
 
印象的な言葉があります。
 
「他者と自分を比較するのではなく、自分を成長するための基準を持つ」こと、そして「主体的に仕事をし、主体的に人生を歩んでいただきたい」という著者からメッセージです。
 
私のような、自分が受ける評価がいつも気になるヒトには、得ることが多い本です。手元に置いて、書かれているやり方を、ひとつひとつ試してみようと思います。

 

微妙な意識の差が大きな違いを生む

コミュニケーションの中でこの本に書いてある微妙な差を知っているのと知らないのとでは、全く違う人生な気がします。

その「微妙な差の例の宝箱」のような本でした。

私の勝手な解釈ですが、この本に書いてあったのは「微妙な差」の積み重ねからでる驚くほどの成果です。

知る人と知らない人の差が相当でるだろうと感じます。

この微妙な意識の差は読んでみてかなり大事なことだと感じ書かせていただきました。

例えば
・普段単純に発している「ありがとう」がどうしたらもっと「伝わる」のか?
・人を「褒める」時に何を意識していることでよりつながりをうむのか
・情報を伝える時に何を意識していることでより相手に役立つのか

微妙なことなんですが、意識しているだけで、全く違った人間関係や人生になる気がしました。

 
そんな話がたくさん載っていて気づきもかなり多く、しかもわかりやすいです。

何度も読み返したくなるような本です。おすすめです。

 

働く喜びを自ら作れると教えてくれる本

現状を変えたくていくつか本は読んでみたけれど、結局あまり変わってない…と落ち込むことが多かった私が、初めてすぐにやってみたくなった本です。

読み終わった後にホッとして、「よしこれやってみよう!」とすぐに行動できる工夫や小さな習慣がたくさん載っています。

 
どれも周りの人を理解して大切にして良い関係を築けるものばかりです。
 
読み終わった後の安心感はたぶん著者の深く温かい人柄が文章の根底に感じられ、癒されるのだと思います。

いい関係を作ろうと頑張ってみたけどダメだった…
そんな人間関係の悩みも多い私ですが、この本を読んだ後には、「あ、ちょっと頑張る方向が違っていただけなんだ!」
と次はいい関係を作れていそうな自分が想像できました。

昨日まではやってみようと思ってもみなかったことをやっている自分に
→今日の自分は良かったね!と自分でいい評価を出せる日ができて
→と同時に周囲からもいい反応をもらえて嬉しい気持ちになることもあり
→いい気分だったのでまたやってみたくなり
→仕事がちょっとずつ楽しくなってきている!

…と小さな変化を感じていて、働く喜びを自分で作れるのかも?と期待しています。

 
もし、私のように自信がない人や、一方的に与えられる評価に不満を感じている人がいたら、読んでみてほしいです。

その他にも
もっと価値のある仕事をしたいと現状に不満を感じている人、
やりたくないけどやらなければいけない仕事がいっぱいで苦しんでいる人、
仕事に人とのつながりやしっかりと認められてる実感を肌で感じたい人、
自分は役に立っていると心から思えて、働くことに生きがいを感じてイキイキしたい人、

 
仕事を通して周りといい関係を築きながらも自分自身をどんどん成長させていきたい人、にも役立つ内容がたくさんです。

笑顔になれて、上を向いて1歩踏み出せる人が増える本だと心から思うのでおすすめしたくレビューを書きました。

私はこの本に巡り逢えてよかったです。

 
 
 
*************
このように、私以上に、『評価の基準』をご理解頂き、身に余るようなご感想が届いております。
 
また、本書をご購入頂いた方には、限定の無料特典をご用意しておりますが、こちらの特典を手にされた方から
 

 「正直、あまり期待していませんでしたが、見事に期待を裏切られました。
 有料でも買いたいくらいの素晴らしい内容です!」

とのお声も頂いております。

本当に心から感謝の気持ちで一杯です。

 

本書を通じて、一人でも多くの方々が自信にあふれ、充実したワークライフを実現してくだされば、著者としてこれ以上の喜びはございません。

 

まだ、本書を手にされてない場合には、お近くの書店かアマゾンで是非お買い求めください。

 

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都内の各有名書店でも話題のビジネス書として発売中!

また、丸善日本橋店以外の都内の各有名書店において、話題のビジネス書として大々的に展示いただいており、本当に感謝の気持ちで一杯です。

-『評価の基準』の概要-

ビジネスパーソン1000人を対象に行った調査によると(日経ビジネスアソシエ:2016年)、職場の人間関係の悩みのトップは「正当に評価されていない」というもの。頑張っているのに、自分が思うような評価をもらっていないと悩んでいるビジネスパーソンに、都市銀行、JICA(国際協力機構)、外交官(外務省OECD日本政府代表部一等書記官)と、さまざまな優秀な人材があつまる組織に身を置いてきた著者が、組織心理学の知見をベースに「正しく」評価される人に共通する、日々の小さな習慣、ふるまいを紹介します。

ここで定義する評価とは、人事評価(金銭的報酬や地位的報酬)ではなく、周囲から自分の存在が認められ、組織に貢献しながら共に成長していけるという心理的報酬のこと。この本は、「自分は正当に評価されていない」という悩みに応える処方箋を対人関係を軸にまとめたこれまでにない画期的な内容となっています。

ー目次ー

はじめに

序章
●あなたは“正しく”評価されたいですか?
●評価される人に必要な「第3の報酬」
●私の経験?社会人デビューでいきなりの挫折
●イギリス有名大学の修士学をもってしても、認められない!?
●私を変えた、部下の小さなひと言 
●正当に評価されるための3つのポイント
●正しく評価される人と評価されない人の、ちょっとした差

第1章「あいつに任せよう」を引き出すための小さな習慣
1 「認めてほしい」という前に上司を認める
2 タイムリーなムダ話で人を巻き込む
3 話をまとめるときは隣に座る
4 報告のタイミングを間違えない
5 最後の一筆だけは相手に入れてもらう
6 要望に応える前に、要望の本質を見抜く
7 相手の意見には合わせず「受け止める」
8 苦手な上司からは昔話を聞く

第2章 「この人について行きたい」と人をひきつけるための小さな習慣
1 「決めつけ言葉」で話しかけるのはやめる
2 相手が落ち込んでいるときは、ただ「待ってあげる」
3 部下を理屈で説得するより、体験で共感させる
4 職場を抜けて2人だけの空間と時間をつくる
5 成功体験よりも失敗体験を上手く使う
6 「ありがとう」の代わりの言葉を見つける
7 出る杭には「いいね!」を連発する
8 目立たない人は人前でほめない

第3章 「あの人やるね!」と周りの見る目が変わるための小さな習慣
1 知りたい情報はあえて聞かない
2 反対意見は「相手を否定しないで」伝える
3 会議では「違和感」に対して敏感になる
4 会議では「賛成」「反対」「それ以外」の3つを考える
5 非言語で対話する
6 「調整役」を買って出ることで、信頼をつかむ
7 相手が本当にほしい情報は流さず「溜める」
8 3つの目線で物事を解決する
9 お互いに忙しいときほど足を運んでワンメッセージを大事にする

第4章「自分にYes!」を出すための小さな習慣
1 人から与えられた課題を「自分ごと化」する
2 与えられた環境に流される
3 困難は熱いうちに「叩く」
4 小さな成功体験を自分でほめてみる
5 恩は返さず、「引き継ぐ」 
6 自分の「得意」より相手のニーズを優先する
7 残業を仕事にしない 
8 社外人の表情から学ぶ
9 自分との約束を優先する
10 今日の自分より優れる

おわりに

著者紹介

株式会社Link of Generation代表取締役 國武大紀  
                                                     
1972年生まれ。滋賀県長浜市出身。
元外交官(外務省OECD日本政府代表部一等書記官)
ロンドン政治経済大学院(LSE) 組織心理学修士号(2009年)
神戸市外国語大学(外国語学部国際関係学科)卒業(1996年)

大学卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行するも、努力しても認めてもらえない自分に失望し、わずか1年半で退職を決意。社会人として最初の挫折を味わう。自分の行き場を見失い、様々な職業を転々とするが、一念発起して奇跡的にJICA(国際協力機構)に就職。以後16年間にわたり、発展途上国の国際協力に従事。

世界40カ国以上を渡り歩き、計300件を超える発展途上国の組織開発やグローバル・リーダー人材の育成などで実績を上げる。職場での活躍が評価されて上司からの推薦を受け、社内選抜の留学試験に合格。 数々のノーベル賞受賞者や各国首脳等リーダーを輩出してきたLSE(ロンドン政治経済大学院)に留学し、組織心理学の修士号を取得する。名古屋大学大学院(国際開発研究科)客員准教授として指導してきた経歴も有する組織心理学のプロフェッショナル。

また、JICA労働組合の執行委員長を歴任するなど、組織改革の実績も多数。その後、外交官(OECD日本政府代表部一等書記官)として、日本政府の国際援助政策の政策立案や国際交渉の第一線で活躍、外務省から最高の人事評価を得る。数々の挫折や職業経験を通じて得た懐の深さと多様な発想を持つ人柄に魅了される人は多い。

現在は、リーダーシップ開発や組織変革を専門とするコーチ兼コンサルタントとして活躍し、多数の経営者やリーダーの育成を支援している。

 

 

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私に大ブレークをもたらした堀江信宏氏が主催する『コーチ養成講座』とは?

2017.06.12

堀江信弘氏が率いるコーチングカレッジの『コーチ養成講座』とは?

 あの世界NO1.成功実現コーチと呼ばれたマイケル・ボルダックをプロモートし、『自問力』、『目標達成する技術』、『人を動かす技術』など累計30万部のベストセラーの訳者としても著名な堀江信宏氏が率いる(社)コーチングカレッジの認定プロフェッショナル講師として7月から登壇することになりました!
 
             

 独立後、わずか2か月で商業出版を実現!

 私は、コーチングカレッジが提供している「コーチ養成講座」の卒業生でもありますが、コーチ養成講座を受講したおかげで、独立後わずか2か月で、大手出版社から商業出版を実現することができたほか、半年で900万円近いコーチングでの売上げを上げ、家族との関係も劇的に改善しました。
 
    
 

コーチ養成講座第10期は7月から開講!

 このようなアウトスタンディングな成果をもたらすコーチ養成講座(10期)が、いよいよ来月7月から開始されます。
私の成功は、この講座なしには決してなし得なかったことでしょう。掛け値無しに凄くお勧めですので、ご関心のあるかたは、是非以下のHPをご確認ください!
 
当日、会場でお会いできることをとても楽しみにしております!
 
「コーチ養成講座10期生」募集案内はこちら!
↓ ↓ ↓
 
 
 

コーチ養成講座の学習の流れ

コーチ養成講座の6日間の主な流れは以下の通りです。

DAY1 コーチングの基本、自分の価値観を知る技術

コーチングとは何か
コーチングでできること
コーチ養成講座の全体像
願望実現の4ステップ
コーチングの5つの基本スキル
超強力な傾聴技術
ラポール
価値観とは何か
価値観を深めるエクササイズ

DAY2 ビジョンを描く技術、目標設定の技術、人間の基本メカニズムを学ぶ

ビジョンとは何か
ビジョンを描く3つの条件
価値観と一致したビジョンを描くには
ビジョンを描くためのコーチングツール
ビジョンをどんどん引き寄せる心理技法
ビジョンと目標の関係性
ビジョンと目標のそれぞれの強みと弱み
目標達成型と展開型
明確な目標を設定する技術
絶対的理由を持つ
感情のレバレッジ
痛みと快楽の原則
6つの感情的ニーズ
行動心理学
感情がつくられるプロセス
感情をつくる/変える/消す/大きくする/小さくする技術

DAY3 質問力、ビリーフシステム

コーチングにおける質問の役割
コミュニケーションにおける最も多い障害
効果的な質問をする技術
やってはいけない質問の仕方
効果的な質問のための2つの絶対的要素
プライマリークエスチョン(優先的質問)
発展を生むプライマリークエスチョン
プライマリークエスチョンを定着させる技術
物の見方は簡単に変えられる
フレーミング
リフレーミングの達人になろう
ビリーフとは何か
リミティングビリーフ(自分を制限する考え)
エンパワリングビリーフ(自分に力を与える考え)
ビリーフを支えている根拠
無意識のリミティングビリーフを明らかにする技術
リミティングビリーフを壊す技術
エンパワリングビリーフをつくる技術
エンパワリングビリーフを学ぶ
エンパワリングビリーフを定着させる技術
アイデンティティ
代替願望(ニセの願望)とは
代替願望を見分ける技術
本当の価値観を明らかにする技術

DAY4 成功戦略

成功戦略
戦略は質の高い行動を生む
成功戦略は学ぶことができる
成功戦略の鍵
ロールモデルとは
自分にあったロールモデルと出会うステップ
ロールモデルを探す技術
ロールモデルとの関係を深める技術
ロールモデルが本物かを見極める技術
ロールモデルが見つからない理由と改善法
成功曲線
原因と結果の法則
逆算思考
シンタックス
外的戦略と内的戦略はセットで学ばねばならない
成功者のフレームワークをモデリングする
戦略のミッシングリンク

DAY5 計画

計画とは
計画通りに進まない時は
4種類の計画
計画も逆算思考
計画の鍵は感情
成功する計画
全体計画の作り方
月間計画の作り方
週間計画の作り方
一日計画の作り方
コーチを持つことの意味

DAY6 大量行動と改善、行動の習慣化

全ては行動によって創られる
成功の方程式
改善のための質問
行動プロセスの3段階
行動をすぐに始める技術
望まない行動を断ち切る技術
行動を習慣化するとは
習慣は人生を変える
痛みと快楽の神経回路を構築する
習慣ビルダー
SECRET
SECRET
SECRET
SECRET
SECRET
SECRET
SECRET

高卒の父親から学んだこと

2017.06.09

高卒の父親から学んだこと

 

今日6月9日は、父の誕生日です。御年71才。

一度は、癌で危うい時もありましたが、今は、マレーシアで大好きなビールも毎日飲んでいるようで、好きなことをして老後を楽しんでおります。

父は福岡の大家族に生まれたのですが、とても貧しい家庭だったようです。

小学生の時に、たしか学費か何かが払えなくて、とても辛い思いをしたとのこと。

大学も行きたかったようですが、高校卒業したら直ぐに就職して働いたお金の一部を親元に仕送りしてたようです。

 

最初は、大阪にあったNTT子会社で働いていたそうですが、母と結婚するために、滋賀県に本社のあるメーカーに転職しました。そこで40年近くサラリーマンとして働いていました。

高卒で転職組ということもあり、会社では不利な処遇が長年続いたようです。

それでも、人一倍、人を大切にしながら真面目に働いていたので、10年経ってから、高卒転職組としては、異例の出世をしたようです。

 

私はまだ小さかったので、父の会社の事情などよく分かりませんでしたが、子供ながらに、父が職場の方々から非常に慕われて信頼されているのを何度も見聞きしました(今でも社長さんや役員の方々がしたって連絡くださるようです)。

 

父の葛藤

そんな父でしたが、一度だけ、会社を辞めようと真剣に悩んだことがあったと聞きました。

それは、大学卒の上司から、大勢のいる社員の前で、罵倒されたことがきっかけだったようです。

高卒だった父は、それなりにプライドをもって働いていたのですが、上から目線の上司からの納得できない叱責に相当なショックを受けたようでした。

本気で会社を辞めようかと悩んだらしいのですが、我が子(私と妹:妹は今はこの世にはいません)のかわいい顔を見て、「自分のことだけで、辞められない!」と会社を続ける決意をしたようです。

高校時代に、父からこんな話を私は聞かされました。

高卒だった父は、大卒の上司からバカにされたことに怒りと虚しさもあったのでしょう、私には何としても大学に行って欲しかったようです。高卒であることによる理不尽な扱いを息子には受けてほしくなかったのでしょう。

 

学歴は全く関係ない

この話を聞かされた当時の私は、「そうなんだね。。」くらいにしか思ってなかったのですが、自分が大学生になり、社会人として会社に勤めるようになって、父の当時の思いを理解できるようになりました。

無名の関西の公立大学を卒業し、会社に入って感じたことは、学歴差別は確かに存在するということでした。大学間でも差別は存在していました(今はわかりませんが、依然としてあるでしょう)。

最初に入った大企業では、それは如実でした。父の時代とはかなりことなるのでしょうが、その時に父が感じていた理不尽さをやっと理解することができました。

このことが直接の理由ではないものの、私は、理不尽な扱いを受けたくないとの微かな思いもあって、大学院を目指すことを決めました。それも、普通の大学院ではなくて、海外の超がつくような一流の大学院を卒業しようと決めていました。

そして、JICAに入ってから、その目標は実現しました。ノーベル賞受賞者をを多数輩出する名門のLSEで修士号を取得しました。

ですが、帰国後、私が直面した現実は想定していたものと全く異なっていました。それは、『評価の基準』の序章でお伝えしているとおりです。

 

父から学んだこと

大学院卒ということが、逆に職場での評価をさげる要因になりました。私は、その時、自分が間違っていたことに気がつきました。

父の悔しい思いにどこかで応えようとしていた自分でしたが、それは本当は正しいあり方ではありませんでした。

私が理解すべきは、父が色々不利な立場にいながらも、職場の大勢の人から慕われ、尊敬されていた、「父のあり方」でした。

学歴など全く関係なかったのです。

『評価の基準』(以下ご参照)は、実は、父から学んだことがベースにもなっています。

このことは、書籍では触れていませんが、私が本書を世に送り出す際のコアな部分になっています。

そして今日、父が71才の誕生日を迎えるに当たって、本書が『日本経済新聞の朝刊1面』に取り上げられたことは、父への恩返しなったと思います。

最高のプレゼントを贈ることができたと思います。

家族を守るために、理不尽さを乗り越えて、サラリーマン人生を最後まで送った父。

お父さん、今まで本当にありがとうございます。

バカ息子ですが、少しは、これで親孝行ができたかな。

いつまでも元気でいてください。

 

   

 

『評価の基準』の概要

●思ったように「評価されない」と悩むビジネスパーソンの方へ
ビジネスパーソン1000人を対象に行った調査によると(日経ビジネスアソシエ:2016年)、職場の人間関係の悩みのトップは「正当に評価されていない」というもの。頑張っているのに、自分が思うような評価をもらっていないと漠然と悩んでいるビジネスパーソンに、都市銀行、JICA(国際協力機構)、外交官(外務省OECD日本政府代表部一等書記官)と、さまざまな優秀な人材があつまる組織に身を置いてきた著者が、組織心理学の知見をベースに「正しく」評価される人に共通する、日々の小さな習慣、ふるまいを紹介します。

●「評価=人事評価」ではない!
心理学を紐解くと、「正しく評価されていない」という悩みには、「自分の存在が認められていない」という心理的欠乏状態を表しています。人事評価で得られるのは「金銭的報酬」「地位的報酬」だけであり、心理的欠乏感を満たす「心理的報酬」は得ることができません。心理的報酬とは、「自分が必要とされている」「自分がしっかり貢献できている」「自分が成長できている」と言った心理的実感を感じることによって、初めて手にすることができるものですが、そうした心理的報酬を得るために、「組織で何をすべきか?」「自分はどうあるべきか?」などの悩みに応える処方箋を対人関係を軸にまとめました。

ー目次ー

はじめに

序章
●あなたは“正しく”評価されたいですか?
●評価される人に必要な「第3の報酬」
●私の経験?社会人デビューでいきなりの挫折
●イギリス有名大学の修士学をもってしても、認められない!?
●私を変えた、部下の小さなひと言
●正当に評価されるための3つのポイント
●正しく評価される人と評価されない人の、ちょっとした差

第1章「あいつに任せよう」を引き出すための小さな習慣
1 「認めてほしい」という前に上司を認める
2 タイムリーなムダ話で人を巻き込む
3 話をまとめるときは隣に座る
4 報告のタイミングを間違えない
5 最後の一筆だけは相手に入れてもらう
6 要望に応える前に、要望の本質を見抜く
7 相手の意見には合わせず「受け止める」
8 苦手な上司からは昔話を聞く

第2章 「この人について行きたい」と人をひきつけるための小さな習慣
1 「決めつけ言葉」で話しかけるのはやめる
2 相手が落ち込んでいるときは、ただ「待ってあげる」
3 部下を理屈で説得するより、体験で共感させる
4 職場を抜けて2人だけの空間と時間をつくる
5 成功体験よりも失敗体験を上手く使う
6 「ありがとう」の代わりの言葉を見つける
7 出る杭には「いいね!」を連発する
8 目立たない人は人前でほめない

第3章 「あの人やるね!」と周りの見る目が変わるための小さな習慣
1 知りたい情報はあえて聞かない
2 反対意見は「相手を否定しないで」伝える
3 会議では「違和感」に対して敏感になる
4 会議では「賛成」「反対」「それ以外」の3つを考える
5 非言語で対話する
6 「調整役」を買って出ることで、信頼をつかむ
7 相手が本当にほしい情報は流さず「溜める」
8 3つの目線で物事を解決する
9 お互いに忙しいときほど足を運んでワンメッセージを大事にする

第4章「自分にYes!」を出すための小さな習慣
1 人から与えられた課題を「自分ごと化」する
2 与えられた環境に流される
3 困難は熱いうちに「叩く」
4 小さな成功体験を自分でほめてみる
5 恩は返さず、「引き継ぐ」
6 自分の「得意」より相手のニーズを優先する
7 残業を仕事にしない
8 社外人の表情から学ぶ
9 自分との約束を優先する
10 今日の自分より優れる

おわりに

著者紹介

株式会社Link of Generation代表取締役 國武大紀(Daiki Kunitake Mr.)  
                                                     
1972年生まれ。滋賀県長浜市出身。
元外交官(外務省OECD日本政府代表部一等書記官)
ロンドン政治経済大学院(LSE) 組織心理学修士号(2009年)
神戸市外国語大学(外国語学部国際関係学科)卒業(1996年)

大学卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行するも、努力しても認めてもらえない自分に失望し、わずか1年半で退職を決意。社会人として最初の挫折を味わう。自分の行き場を見失い、様々な職業を転々とするが、一念発起して奇跡的にJICA(国際協力機構)に就職。以後16年間にわたり、発展途上国の国際協力に従事。

世界40カ国以上を渡り歩き、計300件を超える発展途上国の組織開発やグローバル・リーダー人材の育成などで実績を上げる。職場での活躍が評価されて上司からの推薦を受け、社内選抜の留学試験に合格。 数々のノーベル賞受賞者や各国首脳等リーダーを輩出してきたLSE(ロンドン政治経済大学院)に留学し、組織心理学の修士号を取得する。名古屋大学大学院(国際開発研究科)客員准教授として指導してきた経歴も有する組織心理学のプロフェッショナル。

また、JICA労働組合の執行委員長を歴任するなど、組織改革の実績も多数。その後、外交官(OECD日本政府代表部一等書記官)として、日本政府の国際援助政策の政策立案や国際交渉の第一線で活躍、外務省から最高の人事評価を得る。数々の挫折や職業経験を通じて得た懐の深さと多様な発想を持つ人柄に魅了される人は多い。

現在は、リーダーシップ開発や組織変革を専門とするコーチ兼コンサルタントとして活躍し、多数の経営者やリーダーの育成を支援している。

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Steering your life (舵を取る) ー私の人生経験からー

2017.06.02

Steering your life (人生の舵を取る)

自分は何がしたいのか?(悩むビジネスパーソン達)

 最近、「自分は本当は何がしたいのか?」と将来について悩む方々のお話を聞いたりすることがあります。これは、何も若者に限った話しではありません。ちょうど、働き盛りの仕事経験を積んできた30代から40代のビジネスパーソンも、同じような悩みを抱えていることが多いのです。理由は様々ですが、このような方々と接していて感じるのは、「自分の人生を生きていない」ということです。一体どういうことなんでしょうか。
 
 実は、「自分の人生」について、本当に理解している人は極めて希です。本当の「自分の人生」を歩めている人は、最高に幸せな状態を手にしています。それは、社会的地位を手にしているとか、お金持ちであるとか、学歴が高いとか、所謂、世間一般的な価値基準での成功を意味しません。また、親の期待するような生き方でもありません。
 
 自分の人生を生きるには、自己理解を深めることがとても大切になります。自分が本当に大切にしていることは何なのか?を頭で考えるのではなく、数々の経験や他者との触れ合いを通じながら、確かめていくような作業を重ねる必要があります。自分の人生を生きるとは、「自分の大切にしていることを大切にしていくこと」です。それは、本人しか知ることのできない人生のあり方です。
 

 

マイストーリー(私の人生経験)

 著作『評価の基準』(日本能率協会マネジメントセンター刊,2017年5月)でも少しだけ、私の人生について触れていますが、私の社会人デビューは、いきなりの挫折でした。書籍のキャッチコピーにもなっていますが、大企業から転落して、突如フリーターに。当時は、何も考えずにただ、「この閉鎖的な組織から脱出したい」、「自分がいったい何をやりたいのかゼロから考え直したい」、そんな思いで、次の就職先も見つけずに飛び出したんです。
 
 それで、退職してから最初に出かけたのは、伊豆諸島の「新島」。とにかく、大自然に浸りたかったのです。新島に向かったのは7月当初。誰もいない真っ白な砂浜と青い海の中に溶け込んで、ゼロ状態を体験しました。その時感じたのは、
 
「ああ、俺って生きてるんだ!」です。
 
 大銀行の総合職として将来を期待されていた頃の自分は、はっきり言って死んでいました。世間的には立派に見える仕事なのかもしれませんが、私にとったら生きた心地のしない場所。髪の毛は抜け落ちるし、毎日胃薬の世話なるし、倒れて救急車で運ばれるし。仕事でミスするととんでもない罵声が浴びせられることもある。
 
 一体なんのために大企業に就職したのだろうか?そもそも、なんで働くのだろうか?いきなり社会人として挫折した私は、働くことの意味すら分からなくなってしまいました。だから、自分をゼロにする必要があったんですね。新島で鋭気を養ってからも、しばらくは与論島とかに旅に出てました。
 
 後先のことは全く考えてなかったんです。今、思えば、自分をゼロにする体験があったからこそ、漠然ではあるものの、自分が将来やりたいことが見えてきたという事実があります。
 

バーテンと土木作業員の仕事を始める

そうして、だんだんと本来の自分が取り戻せてから、神戸でお世話になったバーのマスターに誘われるままに、神戸でバーテンを始めることに。でも、2か月と持たず、バーテンを辞めることにしました。とても楽しかったし、素晴らしい仕事だと思いましたが、自分が一生やりたい仕事かと言われればそうではなかったからです。
 当時は、「こんな仕事をやりたい!」といったような明確なものは何もなかったですね。ただ、「海外に留学したい」とか、「海外で働きたいな」という漠然とした夢しか持ってなかったです。
 
 バーテン辞めた後は、土木作業員を1か月ほどして食いつないでました(笑)。当時の日給で1万5千円ほど。「これは、おいしい仕事ではないか?」と飛びついたのですが、その仕事が急募されていた理由は、前任が熱射病で倒れて人繰りに困ったいたから。真夏の炎天下で、鉄パイプを人力で運ぶという大変楽しい仕事だったのです(^.^)。幸い身体は鍛えていたので倒れることはありませんでした。
 
 大企業から転落して、土木作業員をしていた僕を見て、両親は心配はしていましたが、私は「自分の人生だから自分で切り開く」という信念だけはもっていたので、両親が何を言おうとやりたいことをやろうと決めていました。チャンスはどこにでも転がっているだろうから、と。だから、親の世話になるようなことだけはしたくないな、とおもって親元からは離れていました。
 

実家へ戻る

 ところが、中学時代にお世話になった英語塾の恩師からお誘いをうけて、塾講師として実家に戻ることになったんです。実家から車で10分の英語塾。わざわざ一人暮らしもお金がかかるので、実家に住まわせてもらうことにしました。両親はもしかしたら内心嬉しかったのかもしれませんね。近くに息子がいてくれて。
 
 でも、私は海外に留学して海外で働きたかったから、田舎は素晴らしいと思うけど、早く実家から出ないとダメになるとおもって、必死で留学準備を進めていました。でもね、お金貯まらないんですよ、これが(笑)。当時はアメリカに留学したくてコツコツお金貯めていたんですけど、行きたかった大学院は、学費だけで年間400万円、2年だと生活費いれたら、1000万円以上かかる。。。「何年かかるかわからないなあ」とため息まじりの連続でした。
 
 そんな時に、今の奥さんとと出会い結婚話が進みだしていく。当時私は、不安定な片田舎の塾講師。彼女の親は代々教師の家系でプライドもお高く、安定志向の公務員。こりゃ、今のままだと幸せにはできないなあ、と思いつつ、私は留学して海外で働きたいし。。。どうしたらいいの?ってとっても悩んでいました。
 

千載一遇のチャンスを掴む 

 そしたら、千載一遇のチャンスが巡ってくるんです。
 
 大学のゼミの同期生が、JICAで働いて、たまたま電話かかってきたんですよ。「どうしてる?」って。そして、お互いの近況を話し合っていたら、「JICAで、今、社会人採用やっているから、受けたらどう?」って教えてくれた。まさに千載一遇のチャンスと思って、応募書類を取り寄せたら、なんと締切りの一週間前(愕然)。学業成績証明書や論文も作成して提出しなくてはならず、「もう間に合わないかな?」と半分諦めそうになったんですが、やるだけやろう、と応募しました。
 
 そしたら、無事に書類審査に合格。2次試験の案内が来たんです。会場は、関西大学のキャンパス。一体どれくらいの人がうけるのだろうと当日会場に向かっていくと、大勢の学生に出くわしたんですね。で、その学生達が、全員、JICAの試験会場に入っていくんです。「ええ~こんなにいるの?数百人はいるやん。。。」
 
 採用人数は、全国で10名。そして試験会場は、北海道から九州の主要5カ所くらいで実施。「関西だけで、受験生がこんなにいたら受かるわけないじゃない?」と思って、「今年は試しのつもりでいいかな?」とも一瞬思ったのですが、「いや最後まで絶対諦めない!」と気合い入れて二次試験受けました。そしたら、なんと2次試験まで突破できてしまったんです。
 
 2次試験は、英語、一般教養、小論文の3科目でしたが、そんなに難しくは感じませんでした。英語は普段からやっていたので自信はありましたね。ただ、一般教養と論文はもう対策のしようもなくて、分厚い社会事情を纏めた雑誌を読んだくらいでした。そして、3次試験は、面接と事務処理適正と健康診断のテスト。なんとこれも突破して、最後の4次試験は、最終面接。「もう、ここまで来たら合格するしかない」という気概でした。
 
 結果、奇跡的に合格したんですよね。あれは、まさに「神ってる!」でした。で、自分がフリーターになってから思い描いていた「海外で働きたい」という夢は、1年後に実現してしまったわけです。私は、今コーチング事業も行っていますが、コーチングで言えば、それはまさに「ビジョン」というものだったんですね。
 
 それから、JICAで15年、外交官として2年間働くことに。JICAも本当に素晴らしい職場でしたが、途中からJICAが変わったのか?、僕が変わったのか?どっちなのかはっきりしませんが、ここは私が一生いる場所ではなくなったかなと感じてからは、第2の人生に向けて、「次は何しようか?」と考えてました。
 
 足かけ、7年でしたね。「次は何しようか?」って考え始めてから。そうして、今の自分があるんです。今の人生は、自分の理想にかなり近い人生なのですが、ここまでたどり着くのにかなりの紆余曲折と経験をしましたね。
 
 

人生の舵は自分で取る

 何をお伝えしたかったかと言うと、「人生、色々」っていう演歌の話ではなくて(笑)、
 
 一言でいうと、「人生は自分でその都度、創り出していくものなんだ」ということ。
 
 最初から、理想の未来があるわけじゃないんです。
 
 経験しながら考えながら、そこで知り合う色々な人から学びながら、自分の本心と向き合っていく。
 
 それは、自由であり、創造的であり、エキサイティングであり、誰にも邪魔されない自分だけの人生なんです。
 
 人生って、行き先のないエキサイティングな旅なんですよ。
 
 人生の羅針盤は自分で作ったらいい。時には信頼できる人からの助言を受けることも必要です。
 
 だけど、舵を握るのは、あくまで「自分自身」です。
 
 自分が舵を握っているうちは、人生は豊かで自由で最高のものになるでしょう。他方で、舵を他者に委ねた瞬間から、自分の人生ではなくなります。

 

 他人に舵を握ってもらったほうが楽かもしれない。だけど、それは「自分の人生ではない」のです。

 
 自分で「人生の舵」を握ってください。
 
 そして、自分が舵を握る船には、あなたを支えてくれる人々が乗ってくれています。
 
 自分で握る「舵」の船は、決して一人ではありません。
 
 その船のクルー(乗組員)は、身近であなたのことを見守ってくれている人々であり、これから出会うであろう素晴らしい人々もクルーになってくれることでしょう。
 
 Steering your life. (自分の人生は、自分で舵を取れ)
 
  「自分は何がしたいのか?」と悩まれている全てのビジネスパーソンにエールを送ります。
 
 
 

『評価の基準』プレ講演のご報告 ー「賢者の会」に登壇してー

2017.05.29

出版直前のプレ講演会

 5月28日、著名作家である夏川賀央さんが主催する『賢者の会』に講師としてお招き頂き、5月30日(一部書店では31日)から全国主要書店で発売となる『評価の基準ー正しく評価される人が何気なくやっている小さな習慣』(日本能率協会マネジメントセンター刊)のプレ講演を行いました。

 今回は、私がなぜ本書籍を出すことになったのかという背景についてもお話ししつつ、「今、なぜ評価なのか?」について参加者の方々と一緒に考えながら、「正しく評価される人になるために不可欠な第3の報酬とは何か?」といった本書のエッセンスについても解説しました。また、実際に活用する場合において、自分自身を正しく評価できることがとても重要になることから、自分を限界付けるような思い込みを外すワークも行いました(詳細は賢者の会のブログでもご紹介いただいています。⇒賢者の会ブログ)。

 

     

なぜ、今、評価なのか?

 「日経ビジネスアソシエ(2016年9月号)」によると、1000人のビジネスパーソンを対象に調査した結果、「自分が正当に評価されていない」という悩みが、職場の人間関係において、トップに挙げられました。よくよく考えてみると、「上司に認められない」、「周囲から評価されない」という悩みは、今に始まった話ではなく、古今東西、常に職場の話題となってきたはずです。

 では、なぜ、今、評価なんでしょうか?私は、この問題が職場の人間関係における関心事項としてトップに取り上げられた背景には、職場におけるコミュニケーションにおいて構造的な問題が存在しているからだと分析しています。それは、効率主義の名の下に、メールなどの言語情報だけに頼った職場コミュニケーションが、職場の人間関係に重大な悪影響を与えているということです。

 特に若手層は、SNS世代であり、スマホやゲーム世代で育ってきたため、SNS・ゲーム世代ではない年配の世代と比べて、対面でのリアルコミュニケーションが不得手である可能性が高いと思われます。また、若手でなくても、中堅社員でも、業務に追われるとついついメールに頼って対面でのコミュニケーションを避ける傾向があります。一言で言えば、メールで済むならメールでいいでしょう?ということなのかも知れません。

「メラビアンの法則」から学ぶ

 「メラビアンの法則」をお聞きされたことはあるでしょうか?対人コミュニケーションにおいて、言語情報、聴覚情報、視覚情報から、それぞれ矛盾した情報が与えられた時、人間は、どの情報を優先して判断するかの比率を表した法則です。メラビアンの法則によれば、言語情報が7%、聴覚情報は38%、視覚情報は55%となっています。

 例えば、「ありがとう」という言葉で考えてみましょう。このように言語だけでは、相手がどれだけ、感謝の意を伝えているのか分かりません。ですが、声のトーンや大きさなどの聴覚情報が加わると一気に相手がどの程度、感謝しているかが分かります。さらに、顔の表情や身体の動きなどの視覚情報が加われば、さらに詳しく、感謝の度合いを推し量ることができるでしょう。

 「ありがとう」という言語情報だけでは、本当に感謝しているかどうかすら分かりません。ですが、聴覚と視覚情報が加わることによって、より正確にコミュニケーションが取れるようになるのです。メラビアンの法則で言えば、非言語情報(聴覚38%+視覚55%)の93%が失われているということを意味します。これでは、まともに人とコミュニケーションが取れるはずがないのです。

 

正しく評価される人になるには、自己理解と相手理解が大切

  正しく評価される人になるには、いくつかの大切なポイントがありますが、ここでは自己理解と相手理解についてお伝えします。ここでいう自己理解とは、コミュニケーションにおける自己理解を指します。つまり、「相手とどのような関係を本当は築きたいのか?」ということについて自分の理解を深めると言うことです。どんな相手でも同じように仲良くなる必要はありません。それはあまり意味がありません。自分が、目の前の相手とどういう関係を築いていきたいのか?これについて自己理解を深めることなし、相手と良い関係は築けないのです。

 次に「相手理解」ですが、これは、自分が「相手とどのような関係を築きたいか?」について自分の理解を深めてから、相手について理解を深めていくというものです。相手理解は、先程のメラビアンの法則のとおり、非言語情報(聴覚と視覚情報)の93%をフル活用して、相手とコミュニケーションを取ることが大切です。その際、相手の考えや価値観を「自分の偏見を一切持たずに」傾聴することがとても効果的です。人は、自分のことを理解してほしい、聴いて欲しい生き物なのです。相手の話を心を傾けて聴いてあげるだけで、相手理解は飛躍的に高まります。

 

正しく評価される人になるための「第3の報酬」とは何か?

 詳しくは、5月30日以降に発売予定の『評価の基準』をお読み頂ければと思いますが、これまで会社組織での評価のメルクマール(基準)は、人事評価プロセスを経て、組織から与えられる給与やボーナス等の「金銭的報酬」と出世や昇進といった「地位的報酬」の2つの報酬しかありませんでした。しかし、この二つの報酬が良かったからといって、果たして自分は「正しく評価されている、認められている」と実感することができているでしょうか?

 面白いことに、人事評価が良くても、自分は正しく認められていないと感じている人はかなりいます。その逆に、人事評価は大したことはなくても、周囲から認められ、充実したワークライフを送っている人はいるのです。この違いは一体何なのでしょうか?この本を書こうと思った理由のひとつは、実はこの疑問に対する答えを出したかったからです。そして、この疑問に対する答えが一つでも見つかれば、一人でも多くの方々が、充実したワークライフを送れるようになるはず、と確信したからです。

 そして、私自身の経験と組織心理学的な知見を踏まえて考察した結果、その答えは、「第3の報酬」、即ち「心理的報酬」という概念に集約されました。第3の報酬というのは、私の造語です。「第3の報酬」についての具体的内容は、是非、本書をお読み頂ければと思います。私が、本書の企画をまとめ上げる際に、辿りついた答えが、この「第3の報酬」だったのです。

 

終わりに

 私自身、組織で働いていて、周囲から認められた時とそうでない時があり、実際にかなりの苦労をしたことがあったというのも、この本を書く一つの大きな動機になっています。その意味では、あの時の辛い経験は今に生きていて、今現在、職場の人間関係で苦労されている方、自分の才能を発揮できずに悩んでいる方、どのように人材を育てていったらいいのか迷われている方の気持ちは、十分に理解できます。

 いくら努力しても、専門知識を身につけても、業務経験を積んでも、「正しく評価されない」なら、本当に何のために仕事をしているのか分かりません。実は、ちょっとした「差」が、評価を左右するのです。そのちょっとした差とは何なのか?本書をお読み頂ければ、恐らくご参考になるはずです。

 過労死などの社会問題を皮切りに、我が国政府は、「働き方改革」を推し進めていますが、制度的な枠組みだけでは限界があると思っています。私は、人間理解なき改革は機能しないだろうと考えています。その意味で、本書は、人間理解に基づいた職場改革の本でもあり、新しいだけでなく、現場で役立つ効果的な視点を取り入れた内容となっています。

 本書を手にされた方々が、一人でも多く、自信にあふれ、従事したワークライフを送ってくださるよう、心から願っています。

 

 

初出版のご案内『評価の基準 正しく評価される人が何気なくやっている小さな習慣』

2017.05.05

代表取締役國武大紀の初の著作が5月30日より全国主要書店で発売になります!

 「なぜ、自分は正しく評価されないのか?」と悩んでいる全てのビジネスパーソンの方へ

 

『評価の基準』

ー正しく評価される人が何気なくやっている小さな習慣ー

(日本能率協会マネジメントセンター刊)

本書の概要

●思ったように「評価されない」と悩むビジネスパーソンの方へ
ビジネスパーソン1000人を対象に行った調査によると(日経ビジネスアソシエ:2016年)、職場の人間関係の悩みのトップは「正当に評価されていない」というもの。頑張っているのに、自分が思うような評価をもらっていないと漠然と悩んでいるビジネスパーソンに、都市銀行、JICA(国際協力機構)、外交官(外務省OECD日本政府代表部一等書記官)と、さまざまな優秀な人材があつまる組織に身を置いてきた著者が、組織心理学の知見をベースに「正しく」評価される人に共通する、日々の小さな習慣、ふるまいを紹介します。

●「評価=人事評価」ではない!
心理学を紐解くと、「正しく評価されていない」という悩みには、「自分の存在が認められていない」という心理的欠乏状態を表しています。人事評価で得られるのは「金銭的報酬」「地位的報酬」だけであり、心理的欠乏感を満たす「心理的報酬」は得ることができません。心理的報酬とは、「自分が必要とされている」「自分がしっかり貢献できている」「自分が成長できている」と言った心理的実感を感じることによって、初めて手にすることができるものですが、そうした心理的報酬を得るために、「組織で何をすべきか?」「自分はどうあるべきか?」などの悩みに応える処方箋を対人関係を軸にまとめました。

 

 

ー目次ー

はじめに

序章
●あなたは“正しく”評価されたいですか?
●評価される人に必要な「第3の報酬」
●私の経験?社会人デビューでいきなりの挫折
●イギリス有名大学の修士学をもってしても、認められない!?
●私を変えた、部下の小さなひと言
●正当に評価されるための3つのポイント
●正しく評価される人と評価されない人の、ちょっとした差

第1章「あいつに任せよう」を引き出すための小さな習慣
1 「認めてほしい」という前に上司を認める
2 タイムリーなムダ話で人を巻き込む
3 話をまとめるときは隣に座る
4 報告のタイミングを間違えない
5 最後の一筆だけは相手に入れてもらう
6 要望に応える前に、要望の本質を見抜く
7 相手の意見には合わせず「受け止める」
8 苦手な上司からは昔話を聞く

第2章 「この人について行きたい」と人をひきつけるための小さな習慣
1 「決めつけ言葉」で話しかけるのはやめる
2 相手が落ち込んでいるときは、ただ「待ってあげる」
3 部下を理屈で説得するより、体験で共感させる
4 職場を抜けて2人だけの空間と時間をつくる
5 成功体験よりも失敗体験を上手く使う
6 「ありがとう」の代わりの言葉を見つける
7 出る杭には「いいね!」を連発する
8 目立たない人は人前でほめない

第3章 「あの人やるね!」と周りの見る目が変わるための小さな習慣
1 知りたい情報はあえて聞かない
2 反対意見は「相手を否定しないで」伝える
3 会議では「違和感」に対して敏感になる
4 会議では「賛成」「反対」「それ以外」の3つを考える
5 非言語で対話する
6 「調整役」を買って出ることで、信頼をつかむ
7 相手が本当にほしい情報は流さず「溜める」
8 3つの目線で物事を解決する
9 お互いに忙しいときほど足を運んでワンメッセージを大事にする

第4章「自分にYes!」を出すための小さな習慣
1 人から与えられた課題を「自分ごと化」する
2 与えられた環境に流される
3 困難は熱いうちに「叩く」
4 小さな成功体験を自分でほめてみる
5 恩は返さず、「引き継ぐ」
6 自分の「得意」より相手のニーズを優先する
7 残業を仕事にしない
8 社外人の表情から学ぶ
9 自分との約束を優先する
10 今日の自分より優れる

おわりに

 

 

著者紹介

株式会社Link of Generation代表取締役 國武大紀(Daiki Kunitake Mr.)  
                                                     
1972年生まれ。滋賀県長浜市出身。
元外交官(外務省OECD日本政府代表部一等書記官)
ロンドン政治経済大学院(LSE) 組織心理学修士号(2009年)
神戸市外国語大学(外国語学部国際関係学科)卒業(1996年)

大学卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行するも、努力しても認めてもらえない自分に失望し、わずか1年半で退職を決意。社会人として最初の挫折を味わう。自分の行き場を見失い、様々な職業を転々とするが、一念発起して奇跡的にJICA(国際協力機構)に就職。以後16年間にわたり、発展途上国の国際協力に従事。

世界40カ国以上を渡り歩き、計300件を超える発展途上国の組織開発やグローバル・リーダー人材の育成などで実績を上げる。職場での活躍が評価されて上司からの推薦を受け、社内選抜の留学試験に合格。 数々のノーベル賞受賞者や各国首脳等リーダーを輩出してきたLSE(ロンドン政治経済大学院)に留学し、組織心理学の修士号を取得する。名古屋大学大学院(国際開発研究科)客員准教授として指導してきた経歴も有する組織心理学のプロフェッショナル。

また、JICA労働組合の執行委員長を歴任するなど、組織改革の実績も多数。その後、外交官(OECD日本政府代表部一等書記官)として、日本政府の国際援助政策の政策立案や国際交渉の第一線で活躍、外務省から最高の人事評価を得る。数々の挫折や職業経験を通じて得た懐の深さと多様な発想を持つ人柄に魅了される人は多い。

現在は、リーダーシップ開発や組織変革を専門とするコーチ兼コンサルタントとして活躍し、多数の経営者やリーダーの育成を支援している。

 

 

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全ては「自分の責任である」という生き方

2017.04.20

 「全ては自分の責任である」という生き方

 長い人生の中で、理解しがたい困難や出来事に直面することが、大小多々あります。とりわけ、自分は真面目に頑張っているのにも関わらず、何らかのトラブルや不幸に巻き込まれてしまった時、私達は、とかく周囲の環境や誰かのせいにしたりします。トラブルを引き起こした人が特定された場合であればなおさら、「その人の責任だ!」と断定することでしょう。

 そこで、あなたに質問です。

 「他人(もしくは環境)の責任にして、物事が本当に解決できるのでしょうか?」

 これからお伝えすることは、事の善悪といった価値判断ではなく、人生を最もパワフルに生きるための一つの見方です。結論から言えば、人生を最も自由にパワフルに生きる方法は、「全ては自分の責任である」という立場を取ることです。

 

ー目次ー

1.責任とはどのような意味か?

2.フランクル博士の偉大な発見

3.評価判断のメカニズム

4.選択するという決断

5.まとめ

では、なぜ「全ては自分の責任である」ということが、人生を最も自由にかつパワフルに生きる方法の一つなのかについて、お伝えしていきます。

 

1.責任とはどのような意味か。

 「責任」という言葉を聞くと、恐らく大半の日本人は、ネガティブ(否定的)な捉え方をしてしまうかもしれません。普通の感覚だと、自分の身の回りに起こる不幸な出来事は、「偶然や不可抗力のせいであったり」、もしくは、「他人の責任だ」と考えてしまうことが多いでしょう。反対に、真面目な人は、「私の責任でこうなってしまったんだ。。。」と自分を責め続ける場合もあるかもしれません。

 英語では、責任のことを、“responsibilityといいます。このresponsibilityの語源は、「response」(反応)と「ability」(能力)いう2つの言葉から成り立っています。つまり、responsibility(責任)とは、 自分の反応(response)を選択する力(ability)を意味します。責任という言葉の印象が変わってきたのではないでしょうか?

 

2.フランクル博士の偉大な発見

 あまり知らない人のほうが多いのかもしれませんが、ヴィクトール・フランクル博士(Dr.Viktor E. Frankl)という世界的に著名なオーストリアの心理学者が、非常に有名な言葉を残しています。

 Between stimulus and response there is a space.  In that space is our power to choose our response. In our response lies our growth and our freedom.

 訳しますと、stimulus(刺激)とresponse(反応)との間には、ある種のspace(間:ま)が存在する。その間(ま)において、我々人間は、自らの反応を選択する力をもっている。そして、その「我々の反応」の中に、自らの成長と自由が存在するのだ。

 フランクル博士は、1944年10月にアウシュビッツ収容所に送られ、死の淵を経験したのですが、その時の体験を綴ったものが、世界で900万部のベストセラーとなった『夜と霧』です。フランクル博士は、この恐怖体験の中で、この名言を世に残しました。我々は、刺激に対して、自動的に反応すると思いがちですが、実は、科学的には、「反応を自ら選択する力」を持っていることが証明されているのです。

 

3.評価判断のメカニズム

 評価判断のメカニズムは、シンプルに言えば、外部からの刺激⇒評価判断⇒選択⇒反応です。このメカニズムを、脳神経科学の視点からみると、感覚器官(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚=五感)から入力された「刺激」が、視床を経由して感覚皮質に届けられ、そこで分析されます。分析された信号は、扁桃体に届けられて感情的刺激であるかどうかの判断がなされれます。その判断が視床下部・中脳を経由して、身体反応を引き起こします(J.LeDoux)。

 つまり、何らかの情報(刺激)を受けて、喜んだり、怒ったりするのは、この脳神経プロセスを経由した結果の反応なのです。脳神経内の情報処理はとてつもないスピードですが、この「段階的なプロセス」があるからこそ、人間は、たとえ突発的な感情であっても、意識を働かせることで「反応」をコントロールすることが可能となるのです。

 

4.選択するという決断

 評価判断のメカニズムおいて、最も大切なのは、「反応を選択するプロセス」です。反応を選択する前段階として評価判断のプロセスを経由する時、「価値観」や「信念」という評価軸によって評価判断の内容が作られますが、最後にどのような「反応を選択するか」は、その人の選択次第です。

 例えば、一瞬でも思いとどまることができれば、怒りをぶつけたり、暴力的になったりすることを避けることができるのです。フランクル博士が証明したように、人間には、反応を選択するパワーがあります。人は、自ら反応を選択するパワーを元々持っているのです。

 「怒り」や「憎しみ」や「悲しみ」という感情の発生に対して、次にどのような「反応」を選択するかは、実は、あなたの自由、あなた次第です。それらのネガティヴな感情に対して、怒りをぶちまけて、相手を殴る、物を投げつけることも選択できるし、反対に、「私に何かできることはないだろうか」と愛の言葉を伝えることもできるのです。

ここでは、敢えて、どのような選択がいいのかの「価値判断」はしません。

そして、その反応の選択の中に、人間の成長と自由があります。「全てに対して自ら責任を取る立場」とは、response(反応)に対して自ら選択する力(ability)を発揮する立場のことです。

 すべては、あなたの自由な選択です。

 

5.まとめ

 「選択理論」を提唱したグラッサー博士は、次のようなことを言っています。

  • 他人は変えることができず、自分からは情報を与えることしかできない。
  • 自分にできるのは、他者に対する反応を変えることだけ。
  • 自分を変えることは可能なので、無駄に悲観的になってはいけない。
  • 外部をコントロールしようとすると自分が不幸になる。

 グラッサー博士が言うように、「自責」の立場に立って選択するならば、他人のせいにする必要もなく、不可抗力な出来事のせいにする必要もなく、自分の意思と力で反応を選択できる、つまり、責任(responsibility)を取ることができる、ということです。

人生やビジネスおいて、「全ては自分の責任である」との立場は、“他者や環境に左右されない、主体的な生き方”なのです。

すなわち、これほど、自由でパワフルな生き方はない、ということです。

 

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