再々重版(第4刷)決定!『聞く力こそが最強の武器である』(フォレスト出版)

本日1月24日、出版社から連絡があり、『聞く力こそが最強の武器である』(フォレスト出版)が発売1ヶ月で3回目の重版(第4刷)となりました。改めまして皆さまの心温かいご声援に心より感謝申し上げます。

私が著者としての活動を本格化させていく中、出版関係者の方々から出版業界の状況について学ぶ機会があるのですが、商業出版の世界は素人が思っているよりも非常に厳しい現実があります。

誤解を恐れずに言えば、著者の側から見れば、(商業)出版というのはノーリスクです。もちろん、出版は多大な労力、時間、エネルギーを使うものです。著作に専念している期間は、自分との戦いであり、生みの苦しみを嫌と言うほど味わいます。著作活動が本業でも無い限り、普段の仕事プラスアルファで大きな負荷がかかりますから、実際はかなり大変です。それでも売れない場合の責任は負う必要はありません。

他方、出版社は売れない場合の責任を負います。出版社は、著者の力を借りつつも、本が売れるための工夫、戦略を練りながら常に苦心しています。ですが、海千山千の出版社も「本が売れるかどうかは、市場に出してみないと分からない」というのが実態だと言います。そして、売れなければ多額の赤字を抱えてしまいます。実は出版社は、本の出版の度に大きなリスクを抱えているのです。

だからこそ、「重版」というのは、著者にとってだけでなく、出版社にとっても凄く嬉しいことです。踏み込んで言えば、出版社に大きなリスクを負って頂いているからこそ、重版は著者から出版社に対する「最大の恩返し」なんです。なので本当に嬉しい。

そして、重版されるということは、多くの読者の方々に価値を提供できるということ。これが何よりの喜びであることは間違いありません。

本書を手にされ、「聞く力」を身につけて、より豊かな人生を実現されることを心から願ってやみません。