『聞く力こそが最強の武器である』東洋経済オンラインに記事が掲載!

【東洋経済オンラインに掲載されました!】
元号が令和に変わって日本中が沸く中、本当に嬉しいニュースが!

月間2億を超えるPV数を誇り、最強のビジネスサイトと言われる「東洋経済オンライン」で、私の書いた記事が掲載されました!

記事の詳細はこちらの画像をクリックしてください。

記事のタイトルは「会話が続かないと悩む人へとっておきの処方箋」

記事の概要ですが、

  • なぜ聞く力が最強なのか?
  • 多くの人が知らない「本当の聞く」とは?
  • 雑談力は、「聞く力」で飛躍的に高まる
  • 「共感」と「同感」の違い
  • 縦横の質問について

等です。

今回の記事は、弊著『聞く力こそが最強の武器である』(フォレスト出版)がきっかけとなり、掲載されたものですが、私自身、ここまで「聞く力」対する世の中の関心が高いとは思っていませんでした。

世間一般的には、聞くよりも、「話し方」、「プレゼンの仕方」、「表現力」がハイライトされていて、「聞く」は、どちらかと言うと目立たず、受け身的なものと思われているが現状です。

特にSNSなどのメディアが発達するようになってきて、「発信力」や「発言力」が益々重要と言われるようになって、今までリアルの人前では発言しなかった人までがどんどんメッセージを発信するようになりました。

そして、今、隆盛を極めるSNS時代において、様々な社会問題が頻発しています。SNSを通じたトラブルが原因となって自殺に追いやられる児童達、言われのない風評被害、陰湿なネット上のイジメ問題等々。

これらは、オンライン上のコミュニケーションの限界を示したものです。

オンラインでは本当のコミュニケーションを取ることはできません。コミュニケーションとは相互理解のプロセスですが、これを言語レベルだけで取れると勘違いしているから、色んな社会問題が起きるのです。

本当のコミュニケーションとは、互いの言葉だけでなく、気持ち(感情)も理解する必要があります。そして、この感情の部分は、言語だけでは理解することができません。

例えばですが、

「ありがとう」という言葉。

日常よく使われる言葉ですが、文字情報だけだと、本当に感謝の気持ちで言っているのか、単なる社交辞令なのか、それとも嫌味でいっているのか、全く分かりません。

つまり、相手の顔の表情、声のトーンや大きさ、身体の動きなど、視覚と聴覚情報が得られないと、「ありがとう」がどのくらいの気持ちで言っているのか、分からないのです。

SNSでは、絵文字などでほんの少し視覚情報を補っていますが、それでも相手のリアルな表情や声を聞かないと分かりません。

SNSは非常に便利なツールである反面、コミュニケーションには常に限界があり、ちょっとした誤解から思わぬトラブルに発展してしまう危険性が常にあります。

SNSの登場によってコミュニケーションの形態は多様化して便利になった反面、本当のコミュニケーション力を持たないと、常に社会問題に発展してしまうというリスクがあることを心に留めておく必要があると思います。

今回の記事や拙著でお伝えしていることもそうですが、コミュニケーションの基本は、「聞く力」を身につけることからです。

なぜなら、人を理解するという行為は、まさに「聞く」という行為を通じて行われるからです。

「話す」という行為では、人を理解することはできません。

この当たり前で、シンプルな事実を多くの人は見失っています。

つまり、どんなに話し上手になったとしても、相手を理解することには繋がらないのです。

相手を深く理解するために「聞く力」を身につける。

そのことが、遠いように見えて、実は本当のコミュニケーション力を身につける最も近道なのです。

本当に聞き下手だった僕でもできたのですから、あなたにできないはずはありません。

本当の「聞く力」を身につけて、人生をより豊かにされますよう。

「聞く力」こそが、最強の武器となります。