リーダーのための「聞く力」著書がライフハッカーで掲載されました!

2020年6月に発売された新刊『聞く力こそがリーダーの武器である』(フォレスト出版)が、PRESIDENT Onlineに続いて、今度は『life hacker』に取り上げられました。
 
 掲載された記事はこちらからご覧になれます。
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 今回は、lifehackerとは何なのか?についても少し触れながら、取り上げられた記事の解説をしたいと思います。
 
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新刊『聞く力こそがリーダーの武器である』(フォレスト出版)はこちらからご購入頂けます。
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life hackerとは何か?

 life hacker(ライフハッカー)とは、生活術や仕事術をはじめとした「ライフハック」と呼ばれる情報を主に紹介するウェブメディアです。アメリカ合衆国でゴーカー・メディア(Gawker Media)によって2005年にスタートしたのが始まりです。

現在は、日本、イギリス、インド、オーストラリアにて海外展開されています。ライフハッカーが扱っている情報は、仕事術や生活術といったライフハックに関するものを中心として、ウェブサービス、ガジェット、スタートアップ、メンタルコントロール、健康、趣味、教育、インタビュー、イベントレポートなど多岐にわたっています。

 このライフハッカーですが、ここ数年アクセス数(PV数)が非常に伸びていて、月に約4000万のPV数もある主要メディアの一つとなっています。 

 

ライフハッカーで取り上げられた記事の概要

 リーダーにとっての最強のスキルは、「聞く力」。

 なぜなら「聞く力」とは、「相手を理解する力」だから。逆にいえば、会社組織で起こる人間関係の問題は、すべて「相手に対する理解不足が原因」だからです。

 事実、「上司が部下の話を聞かない」「経営幹部が現場の話を聞かない」など、あらゆるところでコミュニケーションが崩壊しているのではないでしょうか?

 本書では、日ごろ多くのリーダーが悩んでいる「部下との関係」や「部下の育て方」「リーダーの成長」などの解決策を、現場で起きている実例を交えながら紹介しています。

 

信頼関係は聞くことから始まる

 信頼関係を築くうえで最も大切なのは、「聞く」ことです。とはいっても、ただ聞くだけでは信頼関係は生まれません

信頼関係をつくるには、「聞き方」と「信頼関係の基本構造」を知っておく必要があるというのです。

まず、やってはいけない聞き方が、信頼関係を損なう「自分本意な聞き方」。

相手のことを聞こうとせず、自分に必要な情報を引き出そうとか、あるいは自分の正しさを証明するために相手の弱点を聞き出そうとするようなアプローチです。

(部下)「田中課長、今度の新しい企画について相談したいのですが」

(上司)「あ、その企画の概要を教えてくれる?」

(部下)「あの、ご相談したいのは企画の内容ではなくて……」

(上司)「まず、概要を聞かせてくれ。でないとコメントもできないから」

(部下)「……いえ、そうではなくて……」

(65ページより)

 たとえばこのケースでは、部下がしたかったのは「新しい企画のメンバーから外してほしい」という相談。

 ところが上司は、自分の知りたい情報を伝えてくれと自分本位な聞き方をしたわけです。そのため部下は、相談すらできませんでした。

 上司としては部下の話を聞いているつもりなのでしょうが、このような聞き方では、部下と信頼関係を築くのは困難です。

 信頼関係をつくりたいのであれば、「聞き方」の基本は「相手を理解しようとする姿勢で聞くこと」だということです。

 

 

相手の気持ちを聞く方法

 「聞く」には、「相手の話を聞く」という“話の内容面”と、「相手の気持ち(感情)を聞くという“心理面”があります。

 相手を深く理解するためには、この2つの側面をフォローすることが大切です。特に、相手の気持ちを聞く際のポイントは、相手の「非言語メッセージ」に意識を向けて聞くことです。

 非言語メッセージとは、顔の表情、声のトーン、体の動きなど、相手の言語以外から発せられるメッセージを指します

 それらをよく理解することで、「相手がどんな気持ちなのか」が理解できるわけです。

 そして相手の気持ち(感情)が理解できたら、相手の感情に呼応(共感)することが大切

 上司と部下のやりとりでいえば、部下の表情を見れば、相談しづらい様子はわかるはず。そういった場合であれば、たとえば「表情が険しいように見えるけど、どうしたの?」と、相手の感情に合わせて聞くことができるのです。

 

まとめ

・信頼関係を築く上で最も大切なのは「聞く」こと。

・自分本位な聞き方では、相手との信頼関係を損なう。

・信頼関係を作る聞き方の鍵は、相手を理解しようとする姿勢。

・聞くには「相手の話を聞く」と「相手の気持ちを聞く」がある。

・信頼関係は、自己理解、相手理解、相互理解の三角構造からなる。

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従来のリーダーは、自分本位な聞き方しかできない。

新時代のリーダーは、相手の気持ち(感情)も聞くことができる。
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