著作本|その「ひと言」でチームが変わる最高のフィードバック
あなたは「ダメ出し」のフィードバックで部下の成長を止めていないか?
次の「二つの文章」を比べてみてください。
A「どうして、そんなこともわからないの?」
B「どこがわからないのか、教えてくれる?」
実はこの文章、両方とも上司からのフィードバックです。部下が仕事でわからないことがあって、上司に相談したのです。
言い方にもよりますが、AとBでは部下の受け取り方は全く異なります。Aは完全な「ダメ出し」です。心が折れてしまうパターンです。今後、上司に相談しようとは思わなくなり、部下との距離も遠ざかってしまいます。
対してBの場合は、部下は安心して上司に相談することができます。もし何かに失敗したとしても、「フィードバックを受けよう」と前向きになりやすいのです。
Aは人をダメにしますが、Bは人を成長させます。
同じ状況であっても、フィードバックの仕方によって雲泥の差があるのです。
実は、フィードバックの効果を最大化するには、ある「法則」に従う必要があります。
それが本書でお伝えする「成長の法則」、「関係性の法則」、「感情の法則」、「環境の法則」という4つの法則です。
・成長の法則(自己実現、主体性の発揮、キャパシティーの拡大、挑戦、など)
・関係性の法則(相手理解、人にフォーカス、任せる勇気、相手の幸せを願う、など)
・感情の法則(心の内側に働きかける、心にスペースをつくる、未来志向、など)
・環境の法則(ビジョンの創造、空気に支配されない、リーダーを育てる環境、など)
これらの法則は、表面的なスキルやテクニックではなく、人に勇気や力を与え、人を成長させるための「本質的な原理」に基づいています。この本質的な原理なしにフィードバックは機能しません。
フィードバックは、型や方法論にこだわるよりも、本質的な原理、たとえば部下の成長を応援する姿勢や、部下の幸せを願う気持ちのほうがはるかに大切なのです。
本書では、日頃、多くの上司が悩んでいる事例なども取り上げながら、具体的なフィードバックの方法をお伝えしています。
たとえば、
✓部下が指示待ちばかりで自分から行動しない
✓部下に仕事を任せられない
✓部下が失敗を恐れてチャレンジしたがらない
✓部下が管理職になりたがらない
✓部下をどう成長させたらいいのかわからない
などのテーマを取り上げ、現場ですぐに使えるようなノウハウをお伝えしています。
「フィードバック」という一見シンプルにも思える行為が、いかに奥が深く、人を動かし、人を成長させるほどのパワーを持っているか、その神髄を学んで頂けるものと確信しています。
上司が部下に与える影響力は、あなたが考えている以上に極めて大きいものです。
もし、あなたが部下の成長を願うのであれば、普段、部下に投げかけている言葉の一つ一つを振り返ってみてください。
部下にとっては、上司であるあなたからのフィードバックが大きな頼りなのです。
部下を勇気づけ、成長させられるかは、あなたのフィードバック次第なのです。
大和書房(2021年12月初版)
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著作本|「聞く力」こそがリーダーの武器である
リーダーにとって何が最も重要なスキルか?
と問いを立てた時、それはやはり「聞く力」である、と私は確信しています。
ではなぜリーダーにとって「聞く力」が最も重要なスキルなのかと言えば、詳細は本書に譲るとして、「聞く力」とは「人を理解する力」だからです。
上司と部下の問題、社長と社員の問題、チームがまとまらない問題等々、これら会社組織で起こる数々の人間関係の問題は、すべて「人間に対する理解不足が原因」なのです。
上司が部下のことを聞かない、経営幹部が現場の話を聞かない。ありとあらゆるところで、コミュニケーションが崩壊しています。
また、最近よく感じるのは、多くのリーダーが「聞く力」が足りないために、部下との関係が上手くいかず、リーダーとしての自信を失っているということです。
一方で、「聞く力」を身に着けたリーダーが、部下との信頼関係を取り戻し、部下から慕われ、リーダーとしての才能をぐんぐんと発揮していったことを目の当たりにしています。
本書では、日頃、多くのリーダーが悩んでいる「部下との関係」や「部下の育て方」、あるいは「リーダーの成長」などに関する疑問を取り上げ、現場で起きている実例なども紹介しながら、具体的な解決策を提示しています。
例えば
・なぜ、部下は自ら動こうとしないのか?
・なぜ、話すことより聞く方が大事なのか?
・なぜ、リーダーは聞くのが下手なのか?
・どうしたら、部下と信頼関係が築けるのか?
・どうしたら、部下と上手くコミュニケーションが取れるのか?
・どうしたら、部下のモチベーションを引き出せるのか?
・部下が動き出す「1on1」の方法とは?
・部下を育てるフィードバックの方法とは?
・リーダー自身の才能を引き出すための聞く技術とは?
等々のようなテーマを取り上げ、様々なスキルやノウハウをお伝えしています。
本書を読み進めて頂ければわかると思いますが、「聞く」という一見シンプルで受動的にも思える行為が、いかに能動的で奥が深く、人を動かし、人を成長させるほどのパワーを持っているか、その神髄を学んで頂けるものと確信しています。
「話すは技量、聞くは器」
部下の成長は、上司の器の大きさに比例します。部下の成長を願うのであれば、己の「器」を磨き、器を大きくしていくことが大切です。
本書を手にされた方々が、「聞く力」という最強の武器を手にされて、世の中にさらなる貢献を果たされたなら、私としてこれ以上嬉しいことはありません。
フォレスト出版(2020年5月初版)
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著作本|「聞く力」こそが最強の武器である
8刷3万8千部のベストセラー!
私自身が国内外のリーダーやビジネスパーソンと関わりながら様々な経験をし、国内外を問わず第一線級の人と数多く仕事をしてきた中で、
「ビジネスのみならず、人生そのものに必要不可欠なスキルとはなんだろう?」
と考えた時、それは一つしかありませんでした。
それが「聞く力」です。
ビジネス、人生の苦難や問題を切り抜けるためのスキルは、話し方や伝え方でもなく、頭の回転の速さやロジカルシンキング、フレームワークでもない。
結論として「『聞く力』こそが世界を生き抜く最強の武器である」ということです。
それでは、なぜ聞く力が最強なのか?
人間関係のほとんどの問題は、自分が理解・共感してもらえないことから起こります。
相手に対し、どれだけロジカルに言葉を尽くして語ったとしても、相手に対する理解しようという思いや共感がなければ、人は動いてくれません。
「人は論理ではなく、感情で動く」というのは手垢のついた言葉ですが、まさにその通りなのです。
「ちゃんと人に向き合い、相手の話をきちんと聞ける」
そのスキルがあるだけで、人間関係だけでなく、仕事も人生もうまくいきます。
人は誰もが一人で生きることはできません。
職場の上司、部下、取引先、家族、パートナー……など、あらゆる活動は人との関わりの中にしかありません。そこでいい信頼関係を築けなければ、人に動いてもらうことも、協力してもらうこともできないのです。
本書では、「信頼関係を築くための聞く力」「会話や雑談を弾ませる聞く力」「相手の本音・情報を引き出す聞く力」「自分を動かすための聞く力」を紹介しています。
フォレスト出版(2019年1月初版)
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著作本|評価の基準 正しく評価される人が何気なくやっている小さな習慣
「なんで、あいつが評価されて、私が評価されないんだ」
企業社会に入ると、学校生活ではありえないような現象に出くわすことが多々あります。
その際たる例が「評価」かもしれません。
確かに経験や能力が同じでも、「評価される人」と「されない人」が存在し、経験や能力が人より低くても評価されるような矛盾は存在するのです。
本書は「こうした矛盾の謎を解き明かしたい」という、私の長年の思いを込めて執筆した本です。
結論からお伝えすると、人間関係の中で、自分の力が正しく認められるためには、ある種のテクニックであったり、普段の仕事における習慣づけが鍵になります。
本書は、あらゆる人間関係の中で、正しい評価を得るためには、どのように考え、どのようにふるまい、どのようにコミュニケーションをとって行動していくかを記したものです。
ですから、どんな会社組織で働く方にも役立ちますし、「周囲から認められたい」と願う人はもちろん、さらなるキャリアップを目指す方、独立起業を志す方など、幅広く役に立つことでしょう。
日本能率協会マネジメントセンター刊(2017年5月)
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雑誌・メディア掲載
【プレジデントウーマン春号:インタビュー記事掲載】
【Oggi(4月号)インタビュー記事掲載】